インテリアの基本 2

色の組み合わせ

色を大きく分けると以下の2つに。

◾️白から黒までの明暗のグラデーション。無彩色。

◾️それ以外の色。

基本的な使い方は、こだわりのないものは無彩色。こだわりたいものに色を使う。

同系色のコーディネート

同じ色相の濃淡で統一する方法。

反対色のコーディネート

色相関環で向かい合っている色を組み合わせる方法。鮮やかな反対色を使うと刺激のある配色に。

個性のある色を並べる時には、間に無彩色のものを挟むのがオススメです。こうすることで色同士がぶつかり合うことなく、馴染ませることが出来ます。

色相環

統一感

統一感はメインを際立たせるための手段です。統一感でインテリアを均質にして目立つ要素を薄めて、こだわるメイン(全体のボリュームの4割ほどに抑える)を引き立てます。

① 配色による統一感

同じトーン、または同系色でまとめる。

② 素材による統一感

例えば、木を使う場合でも同じ樹種、または、相性の良い樹種を選ぶ。

③ 連続による統一感

同じ物を連続して配置する。

④ 整列による統一感

縦と横の線を揃える。

明かり

近年の日本の住まいは、とにかく「白く」「明るく」するのが好きでした(写真:下)。

白く明るい照明は落ち着いた空間とは真逆になります。一例として、ファストフード店が明るいのは長居させずに回転率を上げるためです。明るい光は交感神経を刺激して短時間で食事を済ませて出ていく行動を促す心理効果を狙っています。


一方、昔の日本の明かりといえば蝋燭と障子から差し込む月明かりです。そうした柔らかい明かりを必要な場所に、必要な明るさだけを灯すことを大切にしているのは欧州です。

照明を効果的に使って「リラックス」「幻想的」「高級感」を演出します。

色温度を揃える(ケルビン: K)

LDKは電球色で統一するか、または電球色と温白色の組み合わせでリラックス出来る空間に。

電球色: 2700K

温白色:3500K

昼白色: 5000K

素材感

テーブルや棚などで木目をプリントした家具が結構ありますが、少し安っぽく感じてしまいます。木なら木で本物の素材を使うことをオススメします。

床に本物の木のフローリングを使って、天井に木のプリント物の壁紙を貼ると、質感の違いが大きく感じ取れてしまいプリント物の安っぽさが際立ってしまいます。同様に、観葉植物を置く場合は本物の植物を使いましょう。

シンプルに統一された部屋、または、プラスチックやスチール製の家具など人工的なものが多いと無機質で冷たい印象に見えてしまいます。そうした場合には自然な素材をプラスしましょう。陶器、皮革、籐で作られた籠や建具、観葉植物などです。